Youyeong Seo
서유영

Youyeong Seoにとって「家」とは、そこに暮らす人の人生がそのまま映し出されるアジト(隠れ家)である。家の中を覗けばその人の価値観や生き方が見えてくるように、彼女の作品に登場する家々もまた、それぞれ固有の価値観と自我を持ったひとりの人間として描かれている。
人間は他者との関係の中で生きている。その関係は互いの気持ちが通じ合えば穏やかに流れていくが、価値観の違いによってもつれ、絡み合うこともある。作家はこうした多様な関係のありようを、家の色彩と構成によって表現する。キャンバスに紙と絵の具を重ねて築き上げたマチエールは、一筋縄ではいかない社会の姿を代弁し、もつれ合う葛藤はロープによって、互いに影響を与え合いながら共感し、対話を重ねる社会的存在としての姿は色彩のグラデーションによって表される。
代表作


